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Travel
I
世界有数のリゾート・ホテルの1つとされ、併設されるゴルフ・コース(27ホール)も川に沿った自然の地形を利用しており評価が高い。
カナダ太平洋鉄道(CPR:Canadian Pacific Railways)のウィリアム・コーネリアス・ヴァンホーン(William Cornelius Van Horne)が鉄道経営と併行し、19世紀後半から20世紀初頭にかけて各地に建設したホテル・チェーン(CPH:Canadian Pacific Hotels)のうち、滞在型リゾートの目玉として建設された。
峡谷沿いに川が蛇行する山間の盆地に拡がるバンフのリゾート・コミュニティの一画、ボウ川が滝となって落ちる場所を見下ろす山腹の森に壮観な外容を聳え立たせている。ホテルからは峡谷を隔てて、古代地層の露出で地質学的にも評価の高いランドル山(2948m)の雄大な眺望を得ることができる。建物はブルース・プライス(Bruce Price)により「スコティッシュ・バロニアル(en:Scottish Baronial:スコットランドの男爵風)」と呼ばれるスタイルで設計され、ヴァンホーンがこれらのホテルをつくる際にイメージした、ヨーロッパのキャッスルやシャトーを思わせる巨大な外観で特徴づけられる。
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